物忘れ外来について
思い出せなくなる不安を解消します
物忘れ外来について
「もの忘れ外来」では、その症状が認知症であるのか、それとも良性の物忘れなのかを判断します。物忘れが最近激しくなってきたと感じたら、早めに「もの忘れ外来」へ来られる事を、お勧めします。早期発見・早期治療によって進行を遅らせることが可能です。
当院では特に「アルツハイマー型認知症」「レビー小体型認知症」を診ております。
ご本人またはご家族にこんな症状の方はいませんか?
- ・物の名前が出て来なくなった。
- ・今までできていた仕事や作業ができなくなってきた。
- ・大事なものをなくすようになった。
- ・簡単な計算ができなくなってきた。
- ・慣れているところで道に迷った。
- ・時間や場所の間違いが多くなってきた。
- ・同じことを何度も言ったり聞いたりする。
- ・以前に比べて怒りっぽくなったり疑い深くなった。
- ・服装がだらしなくなった。
- ・物事に対する興味・関心が薄れてきた。
- ・水道やガス栓の締め忘れが目立つようになった。
上記の症状の方に、以下のような方がいます。
- ・加齢による物忘れの方
- ・認知症の方
- ・軽度認知症(MCI)の方
- ・他の疾患の認知症と似た症状の方
診療の流れ
- ① 問診について
- ご本人のプロフィール・症状などをお聞きします。
- ② 診察について
- ペーパーテスト(HDS-R長谷川式簡易知能評価スケール) 実施し、ご本人・ご家族とお話ししながら医師が診察します。
- ③ 血液検査
- 甲状腺ホルモン検査・ビタミン検査などを含んだ血液検査します。
- ④ マルチスライスCT検査
- 後頭部を撮影します。
- ⑤ 今後の治療について
- 今までの診察及び、今までの結果 基づいて診察し、今後の治療方針などについて話し合います。
認知症とはどのような症状でしょうか?
認知症とは、色々な原因で脳の細胞が死んでしまったり働きが悪くなったり、様々な障害が起こり生活に支障が出ている状態が続いていることです。
認知症の中には、手術や治療で改善が望めるものもあるのです。
脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」によるもの
- ・アルツハイマー型認知症
- ・レビー小体型認知症
- ・前頭・側頭型認知症
脳梗塞、脳出血、動脈硬化などによるもの
- ・アルツハイマー型認知症